いつまでも囚われているのは
まだそこに愛着があるからなのだと思っていた
失望を繰り返し
もう何も望まないと心に誓い
それでも尚、幽かな望みを繋ごうとして
また失望する
そこには
否定しようとしてもまだ
愛情を求める心が残っているのだと思っていた
今日 気づいた
わたしは
ずっと、傷つけてやりたかったのだ
自分の傷と同じくらい、深く
えぐり取ってやりたかったのだ
傷つけたことに対して謝罪され
癒されることがないのなら
同じくらい傷つけてやりたいと 願っていたのだ
相手を傷つけることで
同じ強さのダメージを自身に受けることを知っていても
それでも傷つけてやりたいとまで 願っていたのだ
だからこそ
自分のする事で相手が傷つくことを知っていながら
大して罪悪感を持ち得なかったのだ
傷つけたその手で癒されることへの執着と
癒されない気持ちを刃にかえて
相手を切り裂いてしまいたい衝動と。。。
どちらも不毛 なのにね
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