ISBN:4592174445 コミック 成田 美名子 白泉社 2006/04/05 ¥410
 
ついつい。。。買っちゃいました(笑)
 
成田美名子は、デビュー作から好きでした。^^
途中、コミックスを読む生活から離れていたのですが、
ネットオークションにはまっていた頃(2〜3年くらい前)に、
当時出ていたコミックスを全巻まとめ買いして、
一気に作品を読んでから、またまた気にかけてました。
 
 
で、この作品、好きなんですよ^^
何気ない事柄から、普段気が付かないちょっとしたことを気付いていく過程が
丁寧に描かれていて。。。
本当に、自分に引きつけて考える部分が多いと思います。
 
能も。。。観てみたい^^って思うんですが、なかなか機会が無くて、残念。
ISBN:4393332504 単行本 宮迫 千鶴 春秋社 2006/05 ¥1,785

新聞で題名を見て、つい買っちゃいました^^;
(ネットで本が買えるから。。。うれしくもあり、おそろしくもある)

で、夕べから読み始め。。。
 
いま「常識」と思われている価値観・規範が
実は明治以降の西洋化「教育」によって与えられ、
形成されてきた。。。という
 
 
いま価値観や規範が揺らいでいるのは
人工的に作り上げられたものに対する、
適応障害・拒否反応が表出している。。。ということなのだろうか

覚え書き

2006年5月18日 読書
しつけとは、罪悪感、恥、感謝の感情記憶を社会にふさわしい形に形成させることです。決して、その他の感情を押さえ込んだり壊してしまうことではありません。
感情の発達には順番があります。0歳児にしつけは無意味です。基礎となる感情記憶、愛情や怒りなどを壊してしまう危険の方が大きいのです。

『ココロを動かす技術、ココロを読み解く科学』より

ISBN:4797415223 単行本 ひろた かなん 新風舎 2001/01 ¥1,575
 
図書館で借りていて、読みかけ。。。
 
心を脳のメカニズムから論理的に説明している。
そういう切り口だと、自分の感情も外からの刺激が脳に入力されて
それに対して反応し出力しているものなのだと、妙に醒めた見方で捉えられるから不思議。
 
なんかね、感情すらモノみたい^^;
まあ、それでもいいけど。。。
ISBN:4062683342 単行本 三田 誠広 講談社 1999/09 ¥1,575
 
熟年離婚の危機に直面する前に、
夫婦のあり方、というよりは夫としてのあり方を見直してみよう!と
中年男性に向けて書かれた本。
 
 
で、図書館でついて来てしまったので^^;
読ませていただきました。
 
 
妻には理屈は通用しない、と書かれているが
夫たちよ、自分が不利になったときに、正当性を主張するなら
もっと理屈以外の部分でも主張してみなさいよ、って思う。
理屈だけで人は動かないんだよ!
 
こういう本を男性が読んだらどんな感想になるのでしょうね。
ISBN:4048736590 単行本 内田 春菊 角川書店 2006/03 ¥1,365
 
図書館でかりる。

細かい事例ではなくて。。。
根本の部分で、自分の置かれてる場所と似ているところがある。
良くも悪くも、引っかかる棘のようなものがある。
 
全編を読み終わった後、同じ内容の話が繰り返されている印象も強いけど。。。
 
 
答えは。。。自分の中にあるのかな、やっぱり。
 
もう少し、罪悪感もどきに囚われないで、人の本質を鋭く見つめるようにならないと。。。かな
いい人ぶってても、何も変わらない。
 
 
つきあううちに、わたしを「おまえ」呼ばわりする男とはつきあいたくないってこと
なんか、ひどく納得。
ISBN:4924684910 文庫 石垣 りん 童話屋 1997/01 ¥1,313
 
そういえば
教科書で読んだだけで、きちんとこの人の詩を読んだことがなかった。
思い立って、図書館で、手に取ってみた。

 
印象に残った詩。
 

  空をかついで   石垣りん

   肩は
   首の付け根から
   なだらかにのびて。
   肩は
   地平線のように
   つながって。
   人はみんなで
   空をかついで
   きのうからきょうへと。
   子どもよ
   おまえのその肩に
   おとなたちは
   きょうからあしたを移しかえる。
   この重たさを
   この輝きと暗やみを
   あまりにちいさいその肩に。
   少しずつ
   少しずつ。 


ISBN:4887470371 単行本 吉野 弘 童話屋 2003/10 ¥1,313
 
もしかしたら。。。
生前、最期に読んだ本になるところだった詩集^^;
 
って、縁起でもないはなしですね(笑)
 
 
 
この中で、心に残った詩
これを読んだ後の記憶がないから。。。最期の詩になるはずだったということか^^;
 
 
 

  ほぐす   吉野弘
 
 
  小包の紐の結び目をほぐしながら
  思ってみる
  −−結ぶときより、ほぐすとき
  すこしの辛抱が要るようだと
 
  人と人との愛欲の
  日々に連ねる熱い結び目も
  冷めてからあと、ほぐさねばならないとき
  多くのつらい時を費やすように
 
  紐であれ、愛欲であれ、結ぶときは
  「結ぶ」とも気付かぬのではないか
  ほぐすときになって、はじめて
  結んだことに気付くのではないか
 
  だから、別れる二人は、それぞれに
  記憶の中の、入りくんだ縺れに手を当て
  結び目のどれもが思いのほか固いのを
  涙もなしに、なつかしむのではないか
 
  互いのきづなを
  あとで断つことになろうなどとは
  万に一つも考えていなかった日の幸福の結び目
  −−その確かな証拠を見つけでもしたように
 
  小包の紐の結び目って
  どうしてこうも固いんだろう、などと
  呟きながらほぐした日もあったのを
  寒々と、思い出したりして

ISBN:406213392X 単行本 谷村 志穂 講談社 2006/03/25 ¥1,680
 
角田光代「ふたり」
大道珠貴「ゆうれいトンネル」
谷村志穂「風になびく青い風船」
野中柊「たとえ恋は終わっても」
有吉玉青「BORDER」
島本理生「遠ざかる夜」

栞がきれいな本です^^
 
もちろん、それぞれの短編も味わいがありますが。。。
たまたま目に留まって、手にとって
読み始めて。。。
その言葉に惹かれました
 
 
読書は、その時々の自分を映す鏡のようだ
 
 
 
 

 (夜の記憶) 山本かずこ
 
 星も月も出てはいない。それでも雨はまだふらないだ
ろう。
 大勢の知り合いたちがたむろしている。そこは旅館だ。そ
の通路を私たちはひっそりとホテルを探してあるくだろう。
不意にキャベツ畑のまん中に出る。本当にこんなところ
にホテルがあるの。
 私とあなたは全裸のままでバルコニーに出て、二人き
りの姿を真っ暗な夜に記憶させた。ネオンもここまでは
のぼってこないだろう。それがその夜の最初の儀式だっ
た。
 この日、夜は慈悲深い。目をもたず、口をもたず、耳
をもたない。
 それにしても七夕の夜、みんなこんなところで何をし
ているのだろう。無農薬農園で知られているところだか
ら、自然の畑の匂いがする。
(どうして、あの人ではだめなのですか。あなたがたず
ねて、それから、私がたずねる。どうして、あの方では
だめなのですか)
 二番目の儀式はあなたが提案した。最初はゆびを使っ
て愛撫をした。それから舌先。今日はいけないことをき
みにしたい。それから、あなたはそれを私にするだろう。
 そして、あなたの気配。
(機能は七月七日だった。一年にただ一度だけ許される、
暗喩としての七夕の日)
 再び、あなたの気配。
 私は、横たわったまま、雨を眺めている。この朝、す
でに、思い出さないこと。そして、忘れないことのまん
中にいる。
 ずっと待っていても、明るい日差しはやってこないだ
ろう。少なくても、今日いちにちは。それでも。私たち
は、服を身につけ、テーブルに足を運び、ホテルの朝食
を食べるだろう。無農薬農園で作られた、果物や野菜。
思い出さないこと。そして、わすれないことのまん中で。
寂しい、とか苦しいとかもう言わない。旅行者やビジネ
スマンたちの間に混じって、お天気の話なんかするだろ
う。

ISBN:440853319X 単行本 オカザキ マリ 実業之日本社 1997/09 ¥1,050
 
詩の書棚を見ていたら、なぜか桝野浩一の短歌集が2冊紛れ込んでいて。。。
う〜む、これは図書館の司書のお姉さまの罠だろうか…などと思いながらも
てのりくじらを手に取った。
 
お久しぶりです。。。



 気づくとは傷つくことだ 刺青のごとく言葉を胸に刻んで
 
 振り上げた握りこぶしはグーのまま振り上げておけ
 相手はパーだ
 
 無駄だろう?
 意味ないだろう?
 馬鹿だろう?
 今さらだろう?
 でもやるんだよ!
ISBN:4591091481 単行本 Barunson ポプラ社 2006/02 ¥1,000
 
 
こちらも、図書館の本。
 
 
 
それぞれのページにそれぞれの思い。
自分の中で、ゆっくりと濾過していきたい言葉たち。
 
生きていくことに
いろんなモノに出会えることに
それがたとえ自分を苦しめるモノだとしても
出会えることに。。。感謝
 
きっちりと、自分の中で年輪を刻んでいきたい。
ISBN:4899771355 単行本 長町 美和子 ラトルズ 2006/01 ¥1,890
 
本日、休日のお留守番係で出勤

で、来客を相手したり、電話の応対をしたりしながら
空いた時間で読書してました。
うん、久々の読書タイム☆
 
 
この本は、図書館で見かけて借りてきた本。
失いかけていた日本の日々の生活の中に息づく美しさといったものを
思い出させてくれる一冊です。
ほとんどが伝統とは切り離された生活をしているんだなぁ。。。と実感
日々の暮らしを工夫し、かつ遊び心を失わないで過ごしてきた先人の知恵を、大切にしたいなと思ったりします。

 
ISBN:4101294313 文庫 石井 希尚 新潮社 2002/11 ¥500
 
忙しいさなか、書店に行って何となく手に取った本
 
やっと読むことができた。
 
 
 
自分の落っこちている穴ぼこが、見えた。
そっかぁ、そういうこと。。。なんだね
 
でも、今からまた、進んでいこうと思えるかどうかは、別の話。。。なんだよね
 
 
今日は、涙がとまらない
 
  

自分がまだ、僅かな望みを捨て切れていなかったということも
それでも、もはやこれから先望みを抱いていこうとは思えないということも
最後の時を、ただ静かに待っている自分がいるということも。。。
 
何度も繰り返して来たことばかりなのに。。。涙の元になってる 
ISBN:4063289990 コミック 安野 モヨコ 講談社 2004/11/22 ¥540
 
どっちかっていうと
わたしは主人公の松方さんみたいに、
お仕事モードでは女捨てちゃうところがあるんですが^^;
 
 
1巻の最後の、由美ちゃんの話がずっと心に残ってる。

「ぶつかるんじゃなくて、かわすんですよ」
 
真正面にぶつかるだけが、一生懸命取り組むってことじゃないんだよね
そう思ったら、少しだけ肩の力が抜けた。
 
がむしゃらモードになってるときに、ふっとこの言葉を思い出してみる。
少しだけ力を抜く、おまじないみたいに。。。
ISBN:4103006919 単行本 大橋 希 新潮社 2005/01/18 ¥1,470
 
図書館で借りる。。。
 
キムさんのことは、なんとなく知ってたんですが。。。
いや、きちんと著書を読んでみようかなぁ…と^^
 
その背景にあるものを知りたい
ISBN:404873668X 単行本 小池 真理子 角川書店 2006/01/31 ¥1,575
 
図書館で借りて読む。
 
 
 
 
設定が衝撃的?なのですが^^;
根底に流れるものは、重い荷物を背負ってひたすら生きていこうとする
醒めた目をたたえた感性でした。
 
誠実に生きるということは、「正しく」生きることと相反していたとしても
「正しく」生きることにこだわるよりも
真っ当な面があるのではないか。。。とも感じました。

『県庁の星』

2006年3月11日 読書
ISBN:4093861501 単行本 桂 望実 小学館 2005/09 ¥1,365
 
買うのもなんだし。。。とおもって
図書館で借りました
 
私の後に、予約が11件も入っているらしい^^;
 
 
 
内容は。。。
もっと深く突っ込めよ!って思ったりする^^;

『夜の寝覚め』

2006年3月5日 読書
ISBN:4087746151 単行本 小池 真理子 集英社 2002/10 ¥1,470
 
文庫本を買おうかと思っていたら
図書館で見かけたので。。。借りました
 
 
6つの短編集
 
どれも人生の折り返し地点を超えたような年代の
それぞれの秘めた恋の物語
 
輝かしい未来ではなくて
いつか来る別れを見据えたような
そんな想いがずっと心に残った。。。

『東京DOLL』

2006年3月5日 読書
ISBN:4062130025 単行本 石田 衣良 講談社 2005/07/29 ¥1,680
 
これも、図書館で^^
 
こちらも、筋を追う物語。。。
 
どろどろの状況も、どろどろ心理描写じゃなくって
醒めた感じでした
映像的には面白そうだなぁ〜と
実際の土地勘がないので^^;想像半分で
頭の中に画像を浮かべながら読んでいった感じです。

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