『金魚の恋』

2005年11月11日 読書
ISBN:4122046033 文庫 坂崎 千春 中央公論新社 2005/10 ¥720
 
本屋で見かけた小さな絵本
 
  
黒い魚が大きくジャンプしたときに
一緒にいきたいって 言えなかった。。。
 
このちいさな世界が気に入っているから。。。
 
 
  
わたしも
一緒にいきたいって 言えないだろうな たぶん
ISBN:4476032303 単行本 松浦 秀明 第三文明社 2000/03 ¥1,575
 
図書館で借りて、時間がかかりながらも読んでいます。 
 
いやぁ、考えさせられます
なんかね、どの項目とってもマイナス要因が大きいのだということがわかって^^;
さて、これからどうしましょう。。。
ISBN:4480421491 文庫 小倉 千加子 筑摩書房 2005/09/07 ¥714
 
おとといから、読み始めている。
少しずつだけど。。。
 
で、
あぁそういうことか…って思い当たることがあったりする 

久しぶりに。。。

2005年10月21日 読書
きのうは、本屋で本を買いました。
 
「あの日にドライブ」荻原浩
「プライベート」佐藤真由美
「新解さんの謎」赤瀬川原平
 
 
「新解さんの謎」以外は、本屋で出会って、ずるずると^^;
 
まずは、「プライベート」を読んでいます
ISBN:4309242227 単行本 伊藤 芳朗 河出書房新社 2000/01 ¥1,680
 
本棚を整理していて
そういえば昔読んだなぁ〜と また手にとってみた
 
 
あのころも、その内容にうなずいたけれど
今回は、以前にも増して、そのメカニズムがリアルに理解できる^^;
どこにでもある「普通」の親の姿の中に、子どもを傷つける棘が隠されている。

そう、自分が子どもだったころ感じた棘を
目の前に言語化して取り出されたみたいに感じる。
(そして、世代間連鎖を身近に発見したりして…)
 

『決断力』

2005年10月9日 読書
ISBN:4047100080 新書 羽生 善治 角川書店 2005/07 ¥720
 
しばらく前に購入したままになっていた本。
 
自分の進むべき路を決めるのは、自分でしかなくて
それは自分で考え、自分で全てを受け止めるのだという
決断することは、自分をそのまま受け入れること
そして、信じること
 
 
失敗もあるし、後悔もある
でも、それに囚われないで、
振り返ることで、プラスに結びつけていける力と
必要のない情報や選択肢を、自分を信じて捨てていける力
そして、継続していける力
それが重要
 
 
決断力を持つということは
「大人」になるということだと思った。
ISBN:4087478513 文庫 唯川 恵 集英社 2005/09 ¥680
 
 
家族として生きることについて
ともに生活していくことについて
なかなか、考えさせられる作品でした
 
 
それにしても
なかなか、大人にはなれないものなのかもしれないと
感じてしまうのは、わたしだけでしょうか。。。

『トリップ』

2005年9月29日 読書
ISBN:4334924255 単行本 角田 光代 光文社 2004/02/20 ¥1,680
 
どこにでもありそうな、そんな風景
どこにでもありそうな、そんな暮らし
 
「道を踏み外す」ことなんて、特別なことじゃなく
大ない小なり、みんなどこかで踏み外しているのに、
気がつかないだけなのかもしれない。
 
 
気づいてしまえば、
世界に対しての曖昧な違和感にとらわれたり
言いようのない暗闇を垣間見たり。。。
 
そんなものを拾い集めたような…そんな連作だと感じた。
 
 

『Friends』

2005年9月28日 読書
ISBN:4396632290 単行本 安達 千夏 祥伝社 2003/07 ¥1,785

最初に手に取ってから、ずいぶん時間がかかってしまったけど
やっと読み終える。
 
友だち以上、恋人未満
そんな関係の9つの物語。
 
個人的には、下川香苗さんの作品が好き。

『悪口の技術』

2005年8月31日 読書
ISBN:410122529X 文庫 ビートたけし 新潮社 2005/01 ¥420
 
つい、買いました
つい、読みました

  
まっとうな悪口はおもしろい
最近溢れかえっている
自分が高いところから見下すようなのは、「何様なのさ」って思うけど
的を得ていて、自分を絡めている悪口は、なかなかのもの^^
 
 
上手な悪口を言えるには
頭が良くなきゃ駄目なんだろうな
知識があるとか、そういった頭の良さじゃなくてね

 
大好きな 谷川史子 の作品
 
 
大好きな人が
たとえ自分のそばから離れていっても
どこかで、しあわせでいていてくれたら
それでいいのだ という
寛ちゃんの 別れの時の想いが せつなくて
 
あぁ、そうか
誰かを 好きになるということは
こういうことなんだ って思う
自分の方を向いてくれなくても
その人のしあわせを願えるような そんな気持ちを 持ち続けていられたら。。。

『心のかけら』

2005年8月26日 読書
ISBN:4758410518 単行本 広谷 鏡子 角川春樹事務所 2005/05 ¥1,470
 
これまた、図書館で。。。
 
 
 
誰かに惹かれて
真っ直ぐに走っていって
でも
それぞれが 一人で立っていられないから
近付いて 依存して
近付きすぎて 苦しくなって
傷つけ合う
 
傷つけられても
相手を捨てないということは
「愛」のようで
自己満足なのかもしれないし 依存なのかもしれない
本当は 捨てられないのではなくて 捨てられたくないだけ

不安定で
関係が 徐々に壊れていく そんな不安が 読んでいて苦しくなった
 
ISBN:4041911079 文庫 香納 諒一 角川書店 2005/05/25 ¥540
 
書店で気になっていたけれど

図書館で借りる
 
 

その時には、自分ですら気がつかないことで
時間が経って
初めてわかることがある
 
人の心は、複雑で
大切なものを、時に見えなくしてしまう
真実は、どこにあるのだろう
本当に望んでいるものは、なんなのだろう
 
過ぎた日々の中の真実に気づくとき
帰らない日々を感傷を持って見つめるだけしかないのだろうか
 
 
そんなことを ふと考える

『現実入門』

2005年8月24日 読書
ISBN:4334974775 単行本 穂村 弘 光文社 2005/03/23 ¥1,470
 
 
ほむらさんの本
また、借りてしまった
 
 
わたしも、経験値が低いほうなので^^;
かえって、「当たり前」なことを面白がってしまう方だけれど
この、妙なテンションが好きだったりする
 
 
それにしても
模擬挙式の中での「誓いの言葉」を文字で読んで
改めて、
神の前で(?)誓う言葉って、
自分が意志を持ってしていくこと が並んでいるのだなぁ と
変な感慨 というかを持ってしまったりする
今の捉え方が、今の自分をあらわしているのが、おもしろい
ISBN:4809404595 単行本 田中 昭二 東邦出版 2005/07 ¥2,415
 
書店で見かけて手にとって…
写真を見ていくうちに、なぜか怖くなって。。。手を止めた
 
 
今は廃墟となったラブホの写真集
ISBN:4088566270 コミック 谷川 史子 集英社 2005/07/15 ¥410
 
1・2巻を合わせて購入^^
 
ほんわかほわほわな雰囲気が好き
内容は決して、ほんわかハッピーなだけじゃないんだけど
谷川さんにかかると、世界が柔らかくなるから不思議
 
ISBN:410473201X 単行本 新堂 冬樹 新潮社 2005/01/20 ¥1,470
 
何をもって「愛」と呼ぶのかは
その人の感性によるのだろうけれど…
 
そうかぁ
こういう「愛」も当人にとっては「愛」なのだと考えると
その凄味に圧倒されそうになる
いや、実際読みながら、圧倒され続けてました^^;
 
 
4編の中で「まゆかの恋慕」が、唯一の救い。。。だけれど
これを救いと感じるような世界というのも…
 
 
この短編集を読んで、
「フィクションの世界だから…」と思える人は、しあわせです
 
現実、こういう人達っているいる…って思ってしまったわたしって、
どういう世界に足を突っ込んでたんでしょうか(汗
かつての仕事で、出会い対応した人たちの顔を思い出してしまったりして。。。
ことに、「英吉の部屋」の主人公なんかは、よくいるタイプだと感じてしまうなんてねぇ^^;
マズすぎます
 
グロいのが苦手な人は、読まない方がいい一冊です^^;

それにしても
この作者の、最初に手に取った本がこの本だということは、
幸不幸どちらだったのでしょう
 

小説バトン

2005年8月7日 読書
彩さまから勝手に受け取って^^;
なかなかかけなかった、小説バトンです。。。
 
小説、思ったより読んでなかったかも^^;と気がつき、
冷や汗ものでした
 
 
 
1 本棚に入ってる小説の冊数は何冊ですか?
 
  本は売るほどあるけど、小説は50〜70冊くらいかな。。。
  (数えたことがありません)
  小説は、ここ半年ほど前からまた読み始めたので、少な目です^^;

2.あなたが好きな作家さんを教えてください。
(期待している作家さんでも可)
またその人を知った作品も同時に書いていただけるとなお良いです。

 
  連城三紀彦「恋文」
  藤堂志津子「かそけき音の」
   ↑
  以前小説を読んでいた頃、はまった作家です^^

  角田光代「今、何してる?」(小説じゃないけど…^^;)
  井上荒野「ヌルイコイ」
   ↑
  最近はこんな感じ^^

 
3.最近おもしろいと思った本(と作者)を教えてください

  山本文緒「ファースト・プライオリティー」 

自分にとって、最優先なものってなんだろう…などと思いながら読んでみた短編集
中でも「偏屈」と「小説」が好きかな^^
 
 
4.あなたの思い入れのある本(と作家さん)を5冊程度あげてください。
(もちろん少なくても多くても構いません。)


  レイ・ブラッドベリ「何かが道をやってくる」

中一の時、初めて文庫本長編小説を読んだのが、この作品。
ストーリーの続きが気になって、眠いのも我慢して読んで
授業中にも隠れて読んだ作品。
湿った夜の空気の質感が、印象的。
(この後、同じ作家の「火星年代記」「華氏451度」や、
ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」
アイザック・アシモフの「ファウンデーデョン・シリーズ」などにはまった中学時代。。。)

 
 
  ?「レモンのような二人」

コバルト文庫(?)のアンソロジーに収録されていた作品
淡い恋愛小説がほとんどだったのに、
この作品は異色で(当時にしてはちょっとエロかった^^;)
中学生のわたしは、何度も読み返してた(笑)
 

  三島由紀夫「午後の曳航」
 
少年達の心の動きに惹かれた
 

 
  森茉莉「恋人たちの森」

高校生の頃、森茉莉さんにはまってた
「枯れ葉の寝床」の、武蔵野に行ってみたかった(笑)
 
 

  光瀬龍「百億の昼と千億の夜」

滅茶苦茶スケールの大きな小説
萩尾望都の漫画も凄かったけど、原作も圧倒された

 

  立原正秋「春の鐘」

本を読むか、泣くか、眠るかしか無かった頃、その世界にどっぷり浸ってた
フルスクリーンで映像が見えるような小説
 

 
こんな感じ…ですね^^
ISBN:4048736078 単行本 白石 一文 角川書店 2005/04/26 ¥1,680
 
図書館で借りて読む。
 
途中までは…気持ちがついて行けたんだけど
最終章まできて、徐々に違和感を感じて。。。
 
期待して読み始めただけに、ちょっと残念。
ISBN:4794966652 単行本 田口 ランディ 晶文社 2005/04 ¥1,470
 
図書館で手に取ってから、読み終わるまでに
結構時間がかかってしまいました。
 
不登校になっている、友達の子どもにあてた、10通の書簡のかたちのメッセージは
それぞれに、考えさせられることが多くて…
 
 
理解するでもなく、さりとて批判するでもなく、時間をかけて子どもと向きあう。
 これが、いま、私たち世代の親にとって一番苦手なことだ。
 時間をかける行為というのを、生活文化の中で切り捨ててきた世代だから、時間をかけることのニュアンスがわからないんだ。

 
追い立てられて。。。疲れてしまっている。自分も他人も。

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